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逆子の赤ちゃんのキ・モ・チ

今日は絆紡堂の院長 池田です。
今回のテーマは『逆子』です。

逆子

先日逆子の患者さんが来院なさいました。
35週目に入った妊婦さんでした。
ネットで調べるとお灸が良いと書いてあったので、
近所で鍼灸院を探していたそうです。

そうなんです!逆子は鍼灸で良くなるです。
これを別の患者さんに話すと大変驚かれます。

実際、まず手足に鍼をすると赤ちゃんが動き始めたという患者さんもいました。
更に足の『至陰(しいん)』という場所にもぐさを乗せて燃やすと更に活発に動く
ように感じるそうです。

2回目の治療後、次の日に回った感覚があり検査日でもあったので調べたら正常位になっていたと連絡がありありました。
患者さんもやはり手術は怖いから本当に良かったと仰ってました。

では、ここから勉強のお時間!!><

先ほどの『至陰(しいん)』とは足の太陽膀胱経と呼ばれる目から後頭部、背中、臀部、大腿後面、ふくらはぎ、足の小指に繋がる非常に長い経絡です。

この経絡を刺激する事で、子宮を纏っている経絡に刺激して回すのです。
あまりにも専門的すぎるので、影響する2つの経絡は省略いたします。

では、どうして鍼灸で回るのか?
これは、お母さんに問題がある場合が多いのです。
『冷えがありませんか?もしくは、妊娠する前は冷え性でじゃなかったですか?』

そう、赤ちゃんは『冷え』が本当に嫌いなのです。
東洋医学では、冷えから逃げる為に赤ちゃんは内臓の温かさを求めて逆子になる
のではないかとも言われています。

鍼灸で血行改善で冷えを取り除き、子宮に関係する経絡に間接的に刺激する事で
子宮の筋緊張が緩み、且つ足側に熱源を赤ちゃんは感知し回るのと言われています。

生物学で言う『正の走行』に似ていいるのかも?

ただ、逆子の場合、回る時期があり、後期になればなるほど回る確率は下がります。
赤ちゃんも大きくなり、頭が固定されて回りたくても物理的に回れないからです。

なので、なるべく逆子を分かったらすぐ治療するのがベストだと思います!!

冷えと妊娠はとても関係が深いので、みなさん気を付けましょうね

     2018 6/9 絆紡堂鍼灸院 院長  池田茂世
・逆子でお悩みの方は、佐賀の絆紡堂鍼灸院へ!!




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